川崎フロンターレのMF家長昭博(30)が、後半12分から途中出場し、約2カ月半ぶりの公式戦出場を果たした。

 右足の故障で戦線離脱し、2月25日のJ1開幕戦大宮戦以来のピッチとなった。

 決定的な場面を含むシュート3本を放ったものの無得点だったが「久しぶりに公式戦の雰囲気を味わえた」と、何よりも試合に出られたことに収穫を感じた様子だった。

 「(練習復帰から)まだ1週間ちょっとしかたっていない。フロンターレのサッカーは、独特な距離感があると思うし、その中にしっかりと入っていけるようにしたい。頭で分かっていることを体でできるように」と、連係を高めていきたい考えを示した。