16年ぶりのJ1残留を決めたコンサドーレ札幌の来季監督に、前浦和レッズ監督のミハイロ・ペトロビッチ氏(60)が就任することが11月30日、分かった。

 3年前後の複数年契約で大筋合意に達した。同氏は06年から広島、12年から今季途中まで浦和を指揮。昨季は浦和を年間勝ち点1位に導いた。

 札幌は攻撃面のレベルアップを図るため、招聘(しょうへい)を決定。ただ、現任の四方田修平監督(44)の手腕も評価しており、コーチとして引き留めに全力を注ぐ方針だ。

 ◆ミハイロ・ペトロビッチ 1957年10月18日、セルビア生まれ。国籍はオーストリア。現役時代はユーゴスラビア代表などで攻撃的MFとして活躍し、93年に引退。オーストリアのSVペラウで監督業をスタートし、06年から広島、12年に浦和の監督に就任。今年6月29日札幌戦(札幌ドーム)で0-2で敗れた翌日に、浦和から契約解除が発表された。J1通算165勝79分け104敗。