<J1:名古屋2-1G大阪>◇第16節◇5日◇豊田ス

 名古屋がFW巻佑樹(25)のロスタイム弾で、リーグの連敗を4で止めた。1-1で迎えた後半ロスタイム、相手GKのパスミスをカットした巻が、右足で決めた。

 終了間際に途中出場し、値千金のゴールを決めた巻は「今日は勝ちたかった、という気持ちが一番デカい」と勝利への飢えがゴールの原動力になったと強調した。

 ドラガン・ストイコビッチ監督(44)も「今日は悪い流れを断ち切りたい本当に重要なゲームだった。(出場停止やケガで)何人かの選手を欠きながら、強いガンバに勝つことができた」と久々の勝利の味をかみしめた。