<J1:大分1-0浦和>◇第18節◇18日◇九石ド

 浦和GK山岸範宏が、今季リーグ戦初先発で好セーブを連発した。フォルカー・フィンケ監督の判断で、コンディション不良の日本代表GK都築龍太に代わってスタメン出場。前半4分に大分MF鈴木慎吾の直接FKを横っ跳びで防ぐと、その後も鋭い出足や好判断で、相手に決定的な仕事をさせなかった。

 だが、後半37分、左CKから大分DF深谷友基に頭で合わされ、敗戦。ナビスコ杯全試合でフル出場し、準々決勝に進出の原動力となっているだけに、山岸は「リーグ戦は今季初めての先発でしたが、ナビスコ杯でコンスタントに監督からチャンスを与えてもらっていたので、試合勘は問題なかった。悔しいです。この結果の要因は1つだけではない。しっかり反省して修正したい。僕らは前を向くしかないです」と、25日の名古屋戦に目を向けていた。