Jリーグは21日、東京・本郷のJFAで第4回目の理事会を行い、終了後の会見で鬼武健二チェアマンは、苦戦が続く観客動員について地道に動員増を目指す考えを示した。昨年の17節終了時点と比較し、J1では平均で約1万9200人から1万8800人と減少しており、このままでは年間1100万人の来場客を目指す「イレブンミリオン」にも厳しい状況になっている。「日ごろの積み重ねしかない。特効薬はない。イレブンミリオンについても、今年達成しようといったん決めたことなのだから、達成する気で取り組むしかない」と、夏場以降の巻き返しを強調していた。