広島市は7日、日本が招致を目指すサッカーの2018、22年W杯出場チームのキャンプ地に立候補することを決めた。同日中に、広島県サッカー協会を通じて日本サッカー協会に伝える。

 広島市は昨年11月、長崎市との被爆地共同開催を目指す20年の夏季五輪招致に集中したいとして、国内開催地には立候補しないことを決めていた。

 担当者は「キャンプ地なら現有施設でも対応可能で、トップ選手との交流や街のにぎわいが期待できる」としている。

 広島市は日韓共催の02年W杯で開催地として立候補したが、スタンドの屋根が足りないことを理由に落選した。