名古屋は15日、W杯によるリーグ中断前最後となる鹿島戦(16日、豊田ス)に備え、愛知・豊田市内で調整した。右太ももの肉離れでここ2試合欠場していたMF金崎夢生(21)も試合登録メンバーとみられる組で汗を流し、3試合ぶりの復帰が濃厚となった。

 相手の鹿島はリーグ3連覇中の絶対王者。優勝を狙う好調名古屋とって、真価を問われる一戦となる。ドラガン・ストイコビッチ監督(45)は「鹿島は相手のミスを確実に突いてくるチーム。明日は勝ちたいのであれば、細心の注意を払ってプレーする必要がある。2つの目ではなく“4つの目”を使わなければいけない」。ピッチでは後方にも目を配り、360度に注意を払ってプレーすることの大切さを強調した。