Jリーグは29日、東京都内で臨時理事会を開き、経営難のためリーグが運営を代行していたJ2東京Vの新たな出資企業や今後の運営計画を承認し、東京Vの存続が正式に決まった。

 幼児向けのスポーツクラブなどを展開するバディ企画研究所が株式の約3分の1を所有して筆頭株主となり、計13の企業、個人が出資。羽生英之社長(46)が兼務のJリーグ事務局長を退任し、社長専任となる。同社長はクラブ名やホームの味の素スタジアムは変更せず、来季予算を約8億円に削減することを明らかにした。