日本女子サッカーリーグ(プレナスなでしこリーグ)の優勝候補、INAC神戸が今日3日、ホームで浦和を迎え開幕戦を行う。2日、チームは神戸市東灘区のグラウンドで最終調整を行った。同リーグは東日本大震災の影響を受け約3週間遅れて先月29日、開幕。INACは試合がなかったため少し遅れての“開幕”となる。

 FW川澄主将は「ようやく試合ができる、という喜びが大きい」と笑顔を浮かべた。前年優勝の日テレが財政難に陥りMF沢、FW大野ら日本代表でも主力の4人がINACに移籍。がぜん注目を集める存在となったが、浦和も昨季2位の実力とあって気は抜けない。川澄は「勝って当たり前、というプレッシャーももちろんあります。だけど4人の加入は本当に心強いし、INACにとっては初めて、本気で優勝を取りにいける。結果を残したい」と気を引き締めた。