日本プロサッカー選手会(JPFA)が27日、東日本大震災の復興を支援する「ふれあい活動グリーティングDAY」を岩手、宮城、福島県内の4都市で行った。

 宮城・名取一中で行われたサッカー教室にはC大阪MF柿谷曜一朗(23)や、元日本代表FWの城彰二氏(38)らが参加。被災地のサッカースポーツ少年団に所属する約100人の小中学生と交流した。

 1番人気は、やはり現役日本代表の柿谷。始まってすぐ子供たちに囲まれ、シュートの手本を見せる場面では、司会の「どの選手に蹴ってほしい」との問いかけに「柿谷~!」と圧倒的支持を集めた。約1時間半の交流を終えた柿谷は「子供に囲まれすぎて痛かった(笑い)。やっぱり楽しかったですし、被災した子供たちの笑顔に元気をもらった。1日も早く復興できるよう、今後も協力していきたいと思った」と話した。

 28日には、JPFAの復興支援試合「チャリティーサッカー2013」(ユアテックスタジアム仙台、午後2時キックオフ)に出場する。柿谷は若手中心の「東北ドリームス」の一員として、主にベテラン勢で構成された「JAPANスターズ」と対戦する。