元サッカー日本代表の中田英寿氏(37)が、W杯ブラジル大会(6月12日開幕)を前に、国際サッカー連盟(FIFA)のオフィシャルライセンス商品「日本の酒シリーズ」のアンバサダーに就任した。岩手県の「南部美人」や石川県の「天狗舞」など、今回選ばれた13種類の“日本代表”。日本伝統の食文化の魅力を、現役時代の代名詞「キラーパス」のごとく世界へと発信していく。

 中田氏は06年の現役引退後、100を超える世界の国や地域を旅した。そこで日本についてあまり知らないことを痛感し、09年より日本全国をまわる旅を開始。日本の伝統文化や食文化に触れる経験を重ねる中で日本酒にも強くひかれるようになり、全国の蔵元を訪問すること170軒以上。徐々に日本酒の魅力や奥深さに引き込まれていったという。

 中田氏はW杯期間中、ブラジル・サンパウロに自らプロデュースするカフェ「nakata.net

 Cafe」をオープン。その中で「日本酒Bar」を展開する。