浦和は29日、さいたま市内のグラウンドで甲府と練習試合を行った。雨が降り続け、難しいグラウンドコンディションの中で苦戦。前半16分、甲府FW加部未蘭(19)にオーバーヘッドで先制される。しかし後半7分、右足内転筋を痛めていたMF山田直輝(20)がゴール前の混戦から左足で決めて同点。同23分には甲府に追加点を許すが、ロスタイムに再びMF山田直が決めて同点。なんとか2-2の引き分けに持ち込んだ。右サイドバックとしてスタメン出場したDF平川忠亮(32)は「ピッチもピッチで、相手も止まれなくて突っ込んでくるし、ケガなくできて良かった。試合に向けて準備ができている」と、手応えをつかんでいた。