<天皇杯:浦和0-2横浜>◇4回戦◇15日◇熊谷陸

 横浜が完勝し、準々決勝に駒を進めた。前半28分、右サイドを崩してFW小野裕二(19)がクロスを入れ、MF兵藤慎剛(27)が右足で先制点を挙げた。

 さらに後半3分にはMF狩野健太(26)が追加点を決めて、その後は浦和の攻撃陣を抑えて完封勝利。樋口靖洋監督(51)は「トーナメントで、次に進めたという結果を喜びたい。自分たちの良さが出せた」と振り返った。MF中村俊輔(34)も、「向こう(浦和)はACL出場が決まっているが、うちは決まっていないのでモチベーション高くやれた」と話した。