J2G大阪の長谷川健太監督(47)が、宿命のライバルとの練習試合が消滅したことを嘆いた。7日は大阪・万博練習場で今季初勝利がかかる長崎戦(10日、アウェー)に向け調整。

 開幕京都戦(3日)は「超攻撃」を看板にしているクラブとは思えないほどの不調で、シュートわずか7本に終わり3-3の引き分け。PKでの2得点に救われ、辛うじて勝ち点1を拾った。

 長谷川監督は攻撃陣の状態について問われると、2月中旬の宮崎合宿で予定していたC大阪との練習試合が、相手側の“どたキャン”に近い形で取り止めになったことを指摘。指揮官は「開幕前のセレッソ戦がなくなったのが痛かった。ガチンコでやるはずの試合が、パスされたから…。あれが本当に痛かったですね」とボソリ。

 大阪のライバルとの“場外戦”が、思わぬ形で影響したようだ。