浦和DF槙野智章(26)が31日、都内で自伝の2冊同時発売イベントを行った。幻冬舎から出版したフォトブック「守りたいから前へ、前へ」と、フロムワンから出版した「ビッグハート」と、異なる出版社から2冊を同時発売する異例の「二股」の出版イベントとなった。

 記者からは「あの方とも、前へ前へってことですか?」と、交際中のタレント水沢アリーとの進展について聞かれたが、想定問答をこなしてきたとあり「どうなんですかね。人生1度きりですから」とはぐらかした。だが、さらに別のイベントで、水沢が槙野に焼きうどんを作ったことが話題に出たことを振られると、大量の汗を吹きだしながら「おいしかったですよ。その場の雰囲気とかも楽しかった。サッカー選手にとって休息と栄養は大事なものですから」としどろもどろ。

 さらに追い打ちをかけられたのが「ゴーストライターが書いたのではない?」と聞かれた時。「もちろん自分でじっくりと時間をかけてやらせてもらいました」と苦笑い。佐村河内守氏とは同じ広島出身だが、すかさず否定した。

 「僕のサッカー人生では高校時代がポイントだった。成長させてもらった出来事なども書いてます」と話した。槙野の所属事務所関係者は「目標は2冊合計で10万部」とぶち上げた。