<ナビスコ杯:千葉2-0川崎F>◇C組◇第1節◇20日◇等々力

 2年目の千葉MF米倉恒貴(19)が、川崎F戦でプロ初ゴール&初アシストを決めた。0―0の後半開始からピッチに立つと、同14分にMF下村のパスを左足で豪快に蹴り込み先制ゴール。さらに後半36分には、浮き球パスでMF中島のゴールをアシストしチームを2―0勝利に導いた。「入った瞬間はうれしかった。想像していたより快感だった」と喜びに浸った。

 開幕前に甲府との練習試合と、柏とのプレシーズンマッチで出番を与えられたが、結果を出せず巻き返しを狙っていた。ハーフタイムにクゼ監督から起用を告げられたが、気合が入りすぎ「必死で指示も覚えてない」ほどだった。ただ母校・八千代高の大先輩、関塚監督率いる川崎Fとは昨年、練習試合で対戦したときも好調で「何かあるかな」と予感はあった。昨季からの公式戦5戦目で、ようやく結果を出し「練習から全力が大事。それが結果になった」と気を引き締めていた。