大分DF森重真人(21)とMF金崎夢生(19)が、地元九州で日本代表デビューする可能性がでてきた。来年1月10日に始動する日本代表候補にそろってリストアップされていることが22日、分かった。金崎は7月の国内代表合宿、森重は10月の親善試合UAE戦以来、ともに2度目のフル代表招集となるが、ともに代表試合の出場経験はなし。来年1月20日に熊本・KKウイングで行われるアジア杯予選イエメン戦での代表デビューの期待が高まる。

 ナビスコ杯でJ1初タイトルを獲得した大分の若き力に、代表再挑戦のチャンスがやってくる。この日、2人はGK西川とJリーグ・アウォーズに出席。MFエジミウソン、ホベルトを含む優秀選手賞の5人にベストイレブン選出の可能性があったが、個人表彰には届かなかった。

 Jリーグ表彰というよりも、代表での活躍も加味されたような選出メンバーに森重は「DFのメンバーをみたときには厳しいなと思っていた。大分自体はすごく成長している。どんどん(個人賞を)狙っていきたい。来年優勝できるように一から気持ちを入れ替えていきたい。(代表も)自分が目指していかないといけないところ」と、来季の活躍を誓ったばかり。代表での飛躍を誓う09年。新年早々から代表で活躍するチャンスを手にしそうだ。