鹿島の大型新人FW大迫勇也(18)が、今季初の公式戦ゼロックス杯G大阪戦でベンチ入りすることが27日、決まった。シーズン開幕を告げる同杯で高卒FWのベンチ入りは98年の高原直泰(当時磐田)以来11年ぶり。同FWによるゴールとなれば、96年の福田健二(当時名古屋)以来、史上2人目になる。

 オリベイラ監督は「大迫はベンチ入りする。新戦力は連係、連動を高めないといけない。可能な限り試合に出したい」と話し、同時にG大阪戦のメンバーがリーグ開幕浦和戦(3月7日、カシマ)のベースになることもほのめかした。日ごろから「試合に出られれば得点を狙いたい」と言う大迫は、この日クラブハウスで午前に雨の中で行われた調整練習で汗を流した。