「凸凹2トップ」を要注意!

 J1清水は5日の千葉戦(アウスタ)に向け4日、約1時間の軽めの調整を行った。4戦勝ち星から見放されている厳しい現状に、長谷川監督は「どうしても勝ちたいゲーム」と、ホームでの勝利を誓った。その上で「巻、深井は個の能力が高い」と、身長差23センチの相手2トップを警戒した。

 ミス絡みの失点が続いていた守備陣だが、前節の広島戦で4戦ぶりに完封し、安定感を取り戻した。DFリーダーの青山は「(相手2トップは)タイプが違うコンビだから、それぞれの役割がはっきりしてる」と分析。昨季、3発を許している千葉FW巻に対しては「ゴール前の動きは脅威的。でも、1人1人がやるべきことをしっかりやれば、問題ない」と連続完封に自信を見せた。敵の特徴を封じ、5戦ぶりの勝利でゴールデンウイークを締めくくる。【為田聡史】