<J1:横浜1-0神戸>◇第26節◇17日◇日産ス

 神戸FW大久保嘉人(28)が、微妙な1発レッドに“冤罪(えんざい)”を訴えた。手術を受けた左ひざが回復し、リーグ戦では8月14日湘南戦以来の先発復帰。前半、3本のシュートを放つなど、積極的なプレーを見せたが、後半39分に主審が見ていない場所で、横浜FW小野とすれ違い、相手をよけた左足がかすかに当たった。小野は倒れて大声をあげる。その姿を見た主審からレッドカードを提示された。

 試合後に事情聴取を受けた後は「(小野の大声に)事故にでもあったのかなと思った。今まではいろいろあったけど…

 正直、わざとやっているのに、わざとやってませんと言ってた。でも、今回は絶対に故意じゃない。ビデオを見れば、分かると思う」と、過去をざんげしながら「無実」を主張。「オレが何を言っても仕方ないから上の方に任せる」。クラブは審判委員会に質問状を提出する方針。