浦和は宮崎キャンプ3日目「日本最低気温の日」の25日、早朝7時半から海岸トレーニングを敢行した。まさに「眠い・寒い・きつい」の3拍子そろった練習。朝日がまぶしい砂浜で、マイナス1度の冷たい空気の中を約20分のランニング。そのまま3グループに分かれてリフティングゲームなど、朝からボールも使った盛りだくさんのメニューをこなした。ニット帽にネックウオーマー姿で完全防備のFWエスクデロ・セルヒオ(22)は「寒かったし、走るペースが結構速くてつらかった。砂もきつかったです」と、朝から疲れ気味。砂浜でのトレーニングについてペトロビッチ監督は「毎日走っていて、選手の半分くらいはまた走るのか、と思っているから、メンタル的に投げかけたランニングだった。ちょっとしたチームビルディングの1つだよ」と、軽い調子で話した。