15日に開幕するなでしこリーグの記者会見が9日、東京・文京区のJFAハウスで行われ、10チームの監督、選手1人と、チャレンジリーグ(2部相当)の監督が今季の抱負を語った。

 日テレの野田朱美監督(42)がロンドン五輪後のなでしこ人気に危機感を募らせた。「世界一の先は、お客さんの心をいかに引きつけられるか。魅せることを意識して、チームを超えて一丸となって盛り上げる勝負の年」。不遇の時代を乗り越えてきた女子日本代表の元エースらしく、女子サッカー全体の普及を念頭においた。右足甲の手術から復活を期すFW岩渕真奈(19)の回復具合に関しては「こっちが抑えてるくらいなので大丈夫」。練習試合にも2試合出場しているという。