“最強オプション”で神戸をかく乱する。山形は10月31日、天童市内で攻撃メニューを中心に調整。3チームに分けてのミニゲームでは、FW山崎雅人(29)とFW古橋達弥(30)が同じ組に入った。ともにスペースへの飛び出しが得意。前線を動き回り、決定機を作り出していた。

 ロングボールからの攻めが多い山形では、長身FWを起用する可能性が高いため、3日の敵地神戸戦では後半からのコンビ結成が予想される。前節G大阪戦(10月22日)でも終盤に2トップを形成。山崎が「フルさんは動いてくれてスペースを作ってくれる。2人で走れば、中盤も上がれて攻撃に厚みが出る」と熱望すれば、古橋も「ザキとは距離感も良くて、いる位置も動きだしもわかりやすい。ザキがサイドに流れてボールを受けても良い形が作れそう」と相思相愛だ。

 勝てなければ降格が決まる次節。得点を奪わなければ、全てが終わる。山崎は「神戸戦で点を取ったこともあるし、嫌なジンクスはない」と自信たっぷり。一方、今季無得点の古橋は「シュートを打ててないんでね。まず打って、決めたい」と決死の覚悟。山形の命運を握る2人が、最高の化学反応を起こす。【湯浅知彦】