持病の右内転筋痛を抱えるG大阪の日本代表MF遠藤保仁(32)が、ビックリの今季初実戦をこなした。始動日から別メニュー調整が続いていたが、6日に大阪・万博練習場で行われた練習で本格合流すると、いきなり紅白戦に出場。「特に無理をしているわけではないですし、自分の体と相談しながらコントロールして、徐々に仕上げていきたい」と、淡々と話した。

 1月下旬の石垣島合宿では、呂比須ヘッドコーチ(HC)と夕食後に2人だけの個人練習を続けてきたという。同HCは「本人が一番つらかったと思う。ボクもしんどかったけど(笑い)。おかげさまでボクも3キロ痩せたよ」と苦笑い。明日8日の練習試合も出場予定。リーグ開幕戦はもちろん、今月下旬の代表戦2試合の出場も現実味を帯びてきた。