日本代表FW本田圭佑(28)が所属するACミランのベルルスコーニ名誉会長は、クラブ売買の件で中国の習近平主席と話し合っていることを明かした。16日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 同紙のインタビューでベルルスコーニ名誉会長は「習近平主席とは連絡を取り合っている。我々を非常にリスペクトしてくれているし、私がミランに残ることを望んでいる」とコメントした。

 また「私にはクラブに対して新しい財源を見つける義務がある。新しい買い手が見つかったなら私は退く」と、自身がミランから離れる可能性を示唆。だが、新しい資本家がクラブに残って欲しいと言えば、一緒にクラブの再建に全力を尽くすという。「私が残ることを望む資本家が買収した場合、ミランの価値を取り戻すためにともに努力していく」と話した。

 ミランの買収には、タイの実業家エウチャウボル氏と、中国政府が作った企業団体組織が候補に挙がっている。