国際サッカー連盟(FIFA)のギル副会長(イングランド)は30日、汚職事件の中で5選を決めたブラッター会長の指導力を信頼できないとして辞任を発表した。

 29日の総会で副会長就任を承認されたばかりだった。

 ギル氏は声明で「ブラッター氏が会長にとどまる限り、世界のサッカーが良くなることはない」と現会長を批判した。イングランド協会や欧州連盟の役職にはとどまる。