シャルケのDF内田篤人(27)が15-16年シーズンの前半戦を欠場する見通しであると、独キッカー誌が2日付で報じた。

 近年故障に苦しんできた内田は昨年W杯ブラジル大会前に右太ももを負傷。シャルケに戻ってからは戦列復帰を果たしたが、今年に入って右膝を負傷し、今季はリーグ戦わずか6試合の出場にとどまっていた。6月に入って右膝膝蓋腱(しつがいけん)の手術を受けた日本国内でリハビリを続けている。

 キッカー誌によると、シャルケは6月に獲得したブラジル人DFカイサラに加え、サイドバックをもう1人補強することを検討しているという。クラブのヘルト取締役は手術に際し、「内田は日本で手術を受けた。我々は保存治療が賢明だと確信していた。しかし、内田は我々とは違う決断をした」と話していた。