Rマドリードのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(30)が、クラブのレジェンドに追いついた。マルメ戦でチームの全ゴールを決めて、勝利に貢献。レアルでの公式戦通算得点を323点に伸ばし、歴代1位のラウル(現ニューヨーク・コスモス)に並んだ。ロナルドはスポルティング(ポルトガル)でデビューして以来の通算ゴール数(代表戦含む)も501とし、大台を突破した。

 ロナルドの独壇場だった。前半29分に右サイドから走り込んでMFイスコのパスを受けると、1対1のGKをものともせずに右足でゴール。終了間際の後半45分にも右クロスに飛び込んで、左足で流し込んだ。この2得点でラウルに並ぶクラブ公式戦通算323点。それでも試合後は「チームにとっても自分自身にとっても良かった。でも、今夜はよく眠れるだろうけど、また日曜日(4日、国内リーグ・Aマドリード戦)に試合がある。僕はもうそのことを考えている」と浮かれた様子はなかった。