横領や背任の疑いでスイスの検察当局から事情聴取を受けた国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が、7日までにドイツのブンテ誌のインタビューに応じ、容疑を否定した上で来年2月26日の会長選より前に辞任する意思はないことを強調した。

 同会長はスイス当局の捜査について「状況は喜ばしいものではない。何の証拠もないのに私は罪を着せられている。恐ろしいことだ」と主張した。FIFAの主要スポンサーは即時辞任を求める声明を出したが「2016年2月26日に退任することを保証する。その日に完全に任務を終えるが、一日も早くなることはない」とした。