FWロナルドが4ゴール、FWベンゼマがハットトリックと大爆発し、Rマドリード(スペイン)がマルメ(スウェーデン)に8-0で大勝した。

 すでに1位突破を決めていたが、ホームのサポーターにとってはリーグ戦でのバルセロナ戦の0-4大敗と、出場停止選手起用によるスペイン国王杯失格のうっぷん晴らしのゲームとなった。

 まずは前半12分、ロナルドの左サイドからのクロスをMFイスコが左足シュートし、相手GKのはね返りをベンゼマが左足で押し込んで先制。同24分にもロナルドの右サイドからのクロスを、ベンゼマが難なく頭で押し込んだ。同39分にはロナルドが左サイドからのFKを右足で決め、前半を3-0で折り返した。

 後半に入ると、いきなりロナルドが12分間で3点を奪う圧巻のゴールショーを見せつけた。同2分にこぼれ球を左足で押し込み、同5分には相手DF2人を目の前にしながら右足で鮮やかな股抜きシュート。さらに同14分、イスコの折り返しを右足で合わせ、史上初の1次リーグ10得点以上となる11得点目を決めた。これまでは9得点が最高で、ロナルド自身が13-14年シーズン、FWアドリアーノ(シャフタル・ドネツク)が昨季マークしていた。

 Rマドリードはさらに同25分にMFコバチッチが7点目、同29分にはベンゼマが右足シュートを決めてハットトリックを達成し、ゴールショーを締めた。

 マルメは勝てば3位の可能性もあったが、最下位で敗退が決まった。