ブンデスリーガ、ハノーバーにJ2のC大阪から加入した山口蛍が4日、本拠地スタジアムで記者会見し、「(2014年の)ワールドカップ(W杯)で個人の力が足りないことを実感し、移籍を意識し始めた。選手として全ての面で成長したい」と抱負を語った。

 この日は雪の舞う氷点下の気温の中、今年初練習が行われ、山口もチームメートの酒井宏樹らと汗を流した。練習のミニゲームで主力チームの守備的MFでプレーし「大阪は雪が降らないのでびっくり。練習は初日からここまでやるんだなという感じ」と驚いていた。

 シャーフ新監督は山口について「運動量が豊富で試合をうまく読める。すぐに慣れて力を発揮してくれると思う」と期待を込めた。