ACミランの日本代表FW本田圭佑(29)が実質的なオーナーのオーストリア3部SVホルンが29日、ホームスタジアムで新加入選手の会見を行った。

 同クラブの経営権を持つHONDA ESTILO(ホンダ エスティーロ)株式会社(本社・大阪府吹田市)によると、日本代表に選出されたこともあるGK権田修一(26)はドイツ語であいさつ。権田に加え、トライアウトの最終選考に参加していた3選手から、FW新井瑞希(18=浦和ユース)が合格し、プロ契約を締結。新井も会見に出席した。

 同じくトライアウトに参加していたMF川中健太(18=初芝橋本)はアマ契約となり、主にセカンドチームで半年間プレーすることになった。

 背番号33の権田はドイツ語で「はじめまして。権田修一です。ポジションはGKです」などとあいさつ。質疑応答では「3部にもかかわらずいい選手がたくさんそろっていて、上に行きたいという野心を感じるチームです」と話した。

 背番号15の新井は「プロ1年目になりますが、ホルンが2部に昇格できるように一生懸命プレーして試合に出られるように頑張ります」とあいさつした。

 この他にスロバキア人DFらも新たに加入した。なお、契約したDFハーフナー・ニッキ(20)は記者会見を欠席した。ハーフナーの背番号は34。