フランス1部パリサンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(34)は、来夏のプレミアリーグへ移籍をほのめかしたと、英国の複数メディアが報じた。

 イブラヒモビッチとパリサンジェルマンとの契約は今季限りで、シーズン後には退団するとの見方が高まっており、ジョゼ・モウリーニョ氏がマンチェスターUの監督に就任した場合、同監督とイブラヒモビッチが“再会”する可能性がありそうだ。

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)のチェルシー戦後に、引退する前にイングランドでプレーする可能性があるかと聞かれたイブラヒモビッチは、「僕はここでの3カ月が残っている。その後は何が起きるだろうか。大きなことが起こるかもしれない。見ていてよ」と移籍をほのめかす発言をした。さらに、プレミアリーグは魅力的なオプションかと質問を受けて「プレーする準備はできているとだけ言っておこう」と話した。

 イブラヒモビッチの移籍を巡っては、パリサンジェルマンのカタール人オーナーが、デービッド・ベッカム氏が関わるマイアミのMLSのクラブに出資する話し合いを進めていることから、18年からはMLSでプレーするのではないか、との臆測も出ている。