監督交代でベンチに追いやられたACミランの日本代表FW本田圭佑(29)は21日のカルピ戦(ホーム)も出番なしに終わった。

 ブロッキ新監督の初采配となった17日サンプドリア戦(ホーム)から2試合連続でベンチに座ったまま試合を終えた。格下に0-0で引き分け、本田は無言だった。トップ下で先発したのはMFボアテング。定位置争いでは、翌22日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトに「幽霊」とまで酷評された選手以下の評価となる。同紙は次戦の先発予想で3トップの右に本田を入れた。実現するかは微妙だが、せめて「幽霊」には勝ちたい。(ミラノ=波平千種通信員)