イタリア・ミラノで欧州CL決勝戦が行われていた時、再びイラクで悲劇が起きた。

 Rマドリード・サポーターが集う場所がイスラム過激派の集団に襲われ、12人が死亡。複数の負傷者がでた。今月13日にもイスラム国による同様の事件が起き、16人が死亡していた。

 Rマドリードのペレス会長はマドリード市役所へ優勝報告の表敬訪問をした際、スピーチで「このCLのタイトルは我々の街だけでなく、数日前テロの犠牲となり、お亡くなりになったイラクのマドリード・ペーニャ(ファンクラブ)の16人にささげたいと思います」と話した。

 ペレス会長はさらに「残念なことに、再びRマドリードのサポーターが聖戦主義者の暴力の犠牲となってしまいました。昨晩、バグダッド近郊で、CL決勝が行われている間、マドリディスタが集まる場所が再び襲われました」と2度目の襲撃があったことを示唆。「最初の情報では12人が亡くなり、複数の負傷者が出ていると聞いています。我々のこの勝利を彼らにも捧げたいと思います」と話した。