代表復帰したFWロナルド(Rマドリード)が4得点を決め、ポルトガルがホームでアンドラに6-0で圧勝した。

 0-2で敗れたスイス戦を膝の負傷のために欠場したロナルドが代表のピッチに復帰し、いきなり前半2分、左CKから相手GKがはじいたボールを、下がりながらも左足ボレーで鮮やかにゴールネットを揺らして先制点を挙げると、その2分後には左サイドからのMFクアレスマ(ベシクタシュ)のクロスにフリーで頭を合わせ、あっという間に2点を奪った。

 DFカンセロ(バレンシア)のゴールで前半を3-0で折り返した後の後半2分には、ペナルティーエリア右からのMFゴメス(バルセロナ)のクロスに右足を合わせてハットトリックを達成。さらに同23分にも右サイドからのクロスをファーでDFフォンテ(サウサンプトン)が頭で落としたボールを左足で蹴り込んで、代表では初となる1試合4点目を決めた。ロナルドは「11人で守ってくる相手に対しては先制点が重要だと分かっていた」と胸を張った。

 同41分にFWシルバ(ポルト)が追加点を決め6-0で初勝利を挙げたポルトガルは、1勝1敗の勝ち点3で3位。後半に退場者2人を出して完敗したアンドラは2連敗。

 W杯本大会へは各組1位9チームが出場。各組2位のうち上位8チームはプレーオフへ回る。