DF太田宏介が所属するフィテッセはアウェーでAZと2-2で引き分けた。

 フィテッセは前半23分、MFベイカーがFKを直接決めて先制し、後半13分にFWファンボルフスビンケルが自ら倒されて得たPKを冷静に決めてリードを広げた。しかし、同33分にこぼれ球を押し込まれ、同42分にはFKを直接決められて同点に追いつかれた。

 太田は同点になる直前の後半42分に途中出場した。

 太田は「2-0で終わりたかった。最近、セットプレーからしか点をとってないし、相手に結構支配されるゲームが続いているのでこうなっちゃうかなとは思いました。入った時点のフリーキックを防ぐのは俺の力では無理だし、アウェーで勝ち点をとったことをポジティブにとらえてやるしかないかなと思う」と試合を振り返った。3試合ぶりにピッチに立ったことについては「まずは前進かなと。とにかく出てないときも出てるときも、誰よりも練習を頑張って、継続することが今やるべきこと。引き続きやっていきたいなと思う」と話した。代表戦では出番がなかったが「クラブで出てないから当然だと思うし、まずはここでやらなきゃいけないなと」と気合を入れた。

 フィテッセは4勝2分け3敗の勝ち点14で暫定6位。