MF長谷部誠が所属するフランクフルトが、ホームでMF香川真司が所属するドルトムントを2-1で下した。

 後半1分、DFチャンドラーのクロスをMFフスティが右足ダイレクトで決めて先制。同32分に追いつかれたが、同34分、交代出場のFWセフェロビッチが勝ち越しゴールを決めた。

 長谷部はボランチの一角でフル出場。無難にスペースを埋めただけでなく、ファウルをいとわない激しい守備を見せ、前半は相手MFゲッツェを徹底的につぶした。攻撃面でも持ち味を発揮し、カウンター攻撃の起点となった。長谷部は「(ボランチは)個人的には良かった部分もあれば、そうでない部分も。ちょっと球離れが遅くて何回かボールを失ったので、そこはちょっと課題かなと思う。後半に入ってダイレクトプレーとか、そういう判断が早いプレーが出てきたときに、チームにチャンスが出てきたと思う」と話した。

 フランクフルトは7勝3分け2敗の勝ち点24で暫定3位に浮上。