Rマドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(31)と、マンチェスターUのジョゼ・モウリーニョ監督(53)が脱税をしていたと欧州の各メディアが一斉に報じた。

 サッカー情報を公開するサイト「フットボール・リークス」の文書によって、両者の脱税が発覚した。文書には、ロナルドが広告収入で得た1億5000万ユーロ(約180億円)を、スイスと英領バージン諸島に設立した会社に隠していたという。モウリーニョ監督は数百万ユーロの脱税を行ったという。

 同サイトの情報を受けて、12の新聞社で構成されている団体は、今後3週間にかけて調査の結果を公表すると発表した。

 一方で両者の代理人を務めているメンデス氏の会社は「スペインと英国当局に対して義務を尊重している」と反論した。