サンダーランドのデービッド・モイズ監督(53)は、2013年にマンチェスターUの監督に指名された際、RマドリードFWクリスティアノ・ロナルド、当時トットナムにいたFWガレス・ベール(現Rマドリード)、同バルセロナMFセスク(現チェルシー)のビッグネーム3人が加入すると思っていた。23日付の英紙ミラー電子版が報じた。

 当時エバートンからマンチェスターUの監督に就任した同監督は、クラブからロナルドら3選手獲得を約束されていたという。だが、実際に獲得されたのは、移籍期限ぎりぎりで、エバートン時代の教え子でベルギー代表MFマルアン・フェライニのみだったという。モイズ監督は「初めてファーガソン監督(モイズ監督の前任者)と会ったと時、ロナルドが戻ってくる可能性があると言っていたのを覚えている」と明かした。

 優勝チームを引き継いだモイズ監督だが、まさかの補強失敗に終わり、チームは7位と低迷。試合中には同監督の解任を求め、飛行機で「出て行け」と書かれたバナーまで飛んだ。6年契約という破格の長期契約だったが、14年4月に解任され、1年も持たずにチームを去った。