DF吉田麻也が今季初ゴールを挙げ、サウサンプトンは2部のノリッジと2-2で引き分けた。

 前半38分にセットプレーからの2次攻撃で、右サイドからのクロスをファーでDFファンダイクが鮮やかな右足ボレーを決めてサウサンプトンが先制。後半7分にGKルイスが相手FWジェロームを倒してPKを献上し、これをDFウィテカーに右足で蹴り込まれて同点に追いつかれたが、同22分、吉田が右サイドからのMFホイビュルクのアーリークロスに飛び込み、相手DFに競り勝って頭で今季初となるゴールをたたき込んで勝ち越した。ゴール直後に吉田は「おしゃぶりパフォーマンス」を披露。昨年11月に誕生した長女に初ゴールを捧げた。

 しかし、勝利寸前の同ロスタイム、吉田の前にフリーで入られたFWネイスミスに同点のヘディングシュートを決められてドローに終わった。

 公式戦3試合連続でセンターバックでフル出場した吉田は、試合後にブログを更新し「最後に失点して再試合。でも次勝てばいいだけ!」と、18日にホームで行われる再試合を見据えた。

 サウサンプトンの次戦は、11日ホームでのリーグ杯準決勝第1戦リバプール戦。