第1戦が行われ、FW岡崎慎司が所属するレスター(イングランド)はアウェーでセビリア(スペイン)に1-2で敗れた。

 ベンチ入りしたが出番のなかった岡崎は「アウェーゴールを取り1-0で勝てば次に行けるという意味では、すごく重要なゴール。次へのモチベーションにはなった」と、後半28分のFWバーディーの得点を喜び、試合後のロッカールームも「0-2で終わっていたらもうちょっと暗かったと思うんですけど、やっぱりポジティブな1-2で、勝ったくらいの雰囲気はあった」と話した。

 18日のFA杯5回戦ではフル出場したが2度の決定機を逃すなど不発に終わった。「今日出られなかったのも、(前の試合で)あれを決めていれば、また1発決めてくれと言うチャンスがあったかもしれない。こういう状況下での1点を決めるか決めないかっていう重要さは改めて感じた。チャンスがなかなかなかったが、前の試合では1トップでチャンスも多かったので、素直に自分の情けなさを認められた。そういう意味ではまたスタート地点に戻ったと思う。戦力的には見られていない部分もあるので結構厳しい状況にある。強い気持ちを持って最後まで戦いたい。自分は(チームを)助けられる自信がある。(他の選手とは)違う形を持っているんで、そういう部分を(監督が)見てくれたら」と、スタメン奪取へ改めて気合を入れた。

 次戦は25日のリーグ戦のリバプール戦となるが「チームとして引き分けでもリバプールが相手なので(良いと思う)。そういう戦い方、負けない戦い方でよいと思う。ただ、それが強いと今日みたいに引きすぎてしまうかもしれない。リバプールも崩してくるのは上手いので、その辺(どの位置でボールを奪うかが)が重要になってくると思う。厳しい戦い方が続く」と気を引き締めた。