FW武藤嘉紀が今季3ゴール目を決めたが、マインツはホームでライプチヒに2-3で敗れた。
武藤は後半22分から出場し、FWコルドバとの2トップを形成。前線で激しくプレスをかけ、同ロスタイム、自らが得たCKからの攻撃でヘディングシュートを決めた。
以下は武藤との一問一答。
-約半年ぶりのゴールとなった
武藤 やっと、ですね。非常に体の状態も良かったです。決めるべくして決められたと思います。強いて言えば、最後の失点をなくして引き分けに持ち込めればベストでした。悔しい結果になりましたけど、自分としては前向きに捉えないといけないなと思います。
-ゴールシーンを振り返って
武藤 感覚的に(ボールが)それて来ると思っていましたし、本当にしっかり準備ができていた。いつボールが来ても良いような準備というのは心がけていましたね。
-後半38分にもクロスに頭を合わせた。ポスト直撃となったがきょうはボールが来ていた
武藤 練習から呼び込めてますし、そこの信頼関係というのができていると思います。あとは、タメをつくるところで、ミスを少なくして。怪我から復帰して、大きな自信になります。やってやらなきゃいけないという気持ちでいっぱいなので。とにかく、このチャンスを生かすということは非常に大きいと思います。
-先発じゃないのは分かっていた
武藤 いや、分かんなかったです、きょうは。「きょう先発かな?」って思ってました、正直。けど、監督から、メンバー発表のあとに、(次節、8日の)フライブルク戦は、たぶん頭から行く、みたいなこと言われてたので。とにかく「練習から非常にいい」っていうことも、さっき声を掛けられていた。だけどきょうもファーストチョイスじゃなかった。体の状態が良いのも、見てくれれば分かると思います。後はもう、エゴイストになって。あのPKも、自分でボールを離さないくらいの気持ちになっていかないといけないなと。
-チームは敗れたが
武藤 いやもう、勝つしかないです。どんな形でもいいから、ここで引き分けとかに持ってこれればいいですけど、最終的に負けてしまった。とにかく最初に失点しないこと。前半何個か大きなチャンスあったんで、ああいうところで決めておかないと、やっぱりこういう強いチームになるとしっかりと決められてしまう。そうやって自分がもし最初から出たら、最初の45分で1点取れてて、チームとして落ち着いてプレーできるようにしていかないといけないのかなと思います。
-自分が入ってチームのプレーは変わった
武藤 勢いは出たんじゃないかなと思いますね。まあ1点目に関しては絡んでないので。けど入ってから流れが変わる、そういうゴールが生まれるというのはやっぱ非常にいいことだと思う。とにかくこれで下向いちゃうと次に繋がらないので、とにかく自分はゴールにエゴイストになって、絶対的な選手にならないといけないなと思います。