パリサンジェルマンが、ドルトムントに所属するガボン代表FWピエールエメリック・オバメヤン(27)獲得で個人合意目前だと、4日付の独誌ビルトが報じた。

 ビルト誌によると、オバメヤン獲得を熱望しているパリサンジェルマンは、すでにオファーを出しているという。最大7000万ユーロ(約84億円)まで準備されているようだ。また、同選手は最初の話し合いのためにパリへ飛び、スポーツディレクターのパトリック・クライファート氏と交渉したという。

 パリサンジェルマンはオバメヤンと3年契約、年俸1400万ユーロ(約16億8000万円)でサインする見込みだという。そうなるとドルトムントでの約800万ユーロ(約9億6000万円)からほぼ倍額になる。選手との個人合意は間近。あとはクラブ間の合意が残っている状況だという。

 Rマドリード移籍を夢見るオバメヤンだが、今のところ現実的ではない。バルセロナ、Aマドリードも必要性がない。本気で獲得を示しているのは現状、パリサンジェルマンと、ACミランからだという。だが、パリサンジェルマンには欧州チャンピオンズリーグ優勝のチャンスがあることが大きな要因だという。また、オバメヤンの多くの友人、家族、そして専任美容師もパリで暮らしていることも、パリサンジェルマン移籍に大きく影響していると報じた。。