アジア杯予選で北朝鮮-マレーシアを6月に平壌で開催することにマレーシアがアジア・サッカー連盟(AFC)に不服を申し立てていることが10日、分かった。当初は3月28日に行われる予定だったが、両国の関係悪化を理由に延期。5月8日になってAFCが6月8日に平壌で実施すると発表していた。

 AFCの広報は「申し立てを受けて、検討している」と認めた。9日にマレーシアのカイリー・ジャマルディン青年・スポーツ相が「マレーシアとの緊張は終わったかもしれないが、北朝鮮は国外でさまざまな懸案に直面している」と安全面での懸念を表明していた。