レスターの日本代表FW岡崎慎司(31)が13日のマンチェスターC戦に先発出場し、今季3点目を挙げた。前半42分、左後方から飛んできた球足の速いクロスに絶妙のタイミングで走り込むと、跳び蹴りのような格好で左足を合わせ、豪快なボレーシュートを決めた。

 岡崎がプレミアリーグのトップ6(チェルシー、トットナム、マンチェスターC、リバプール、アーセナル、マンチェスターU)から得点したのは、昨年1月10日のFA杯・トットナム戦、同9月のリーグ杯・チェルシー戦があるが、リーグ戦では2季目で初。後半28分に交代で退き、試合も1-2で敗れたとはいえ、名将グアルディオラ監督が指揮する強豪に胸のすく一発を見舞った。

 前半29分にオフサイドにも見えた先制点を許し、7分後にはPKで追加点を奪われた。戦意をそがれる展開でチームは攻撃のリズムをつかめず、岡崎もボールに触れる場面が少なかったが、ワンチャンスをものにした。

 リーグ戦のゴールは、昨年12月3日のサンダーランド戦以来。「クロスが入って自分を狙ってくれれば、決定機までいける。もっと力を出し切りたい」と話していたが、その言葉を実証するスーパーゴールだった。