6月3日にユベントスとレアル・マドリードの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝が行われるカーディフのミレニアムスタジアムの可動式屋根が、安全面の懸念により閉じたまま試合をすることになったと、27日に英国複数メディアが報じた。

 最高で17万人がカーディフを訪れる予定だ。同大会決勝が屋根の下で行われるのは、初めてのことだという。世界一大きなサッカーの大会と認識されており、上空からドローンを使ったテロ攻撃を受ける事態を懸念している。ウェールズサッカー協会(WFA)は、出資者らと話し合いを持った後に発表した。また前日の両チームの練習の間も、屋根は閉じられたままだという。