チェルシーを今季限りで退団するDFジョン・テリーが、一流の監督になってウェンブリー競技場に戻って来たいと話したと、29日に英国複数メディアが報じた。しかし、現時点で現役を引退するかどうかは決めかねているという。

 今季で22年在籍したチェルシーからの退団が決まっているテリーは、長期的な目標として監督になることを挙げた。アーセナルに敗れたFA杯決勝ではベンチ入りしていたが、起用されることはなかった。「ちょっと遠出をするよ。こんなふうに負けて退団する形になってしまったからね。考えたいし、良い1週間が必要だ。選手としては最後のウェンブリーだっただろう。いつの日か、監督として戻って来たい。僕の野望のようなものだ。昨年から選手であると同時に監督になるための勉強もしてきた。僕にとっては難しい時間だった」とコメントした。

 テリーは、ボーンマス、スウォンジーやウエストブロミッジから興味をもたれていると過去に報じられてきた