フランクフルト長谷部誠(33)は右膝痛から3週間ぶりの復帰となったハノーバー戦にフル出場し、2-1の勝利に貢献した。

 長谷部は鋭い読みからのインターセプトや冷静な1対1の対応でピンチの芽を摘み、勝利を呼びこんだ。前日会見でコバチ監督は「まだ早い」と慎重な姿勢だったが、9月23日以来の戦列復帰でいきなりフル出場。状況に応じてセンターバック、守備的MFと位置を変えながらプレーした。「チャンスらしいチャンスを相手につくらせなかった。(勝利は)妥当な結果」と頼もしかった。