国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は7日、クラブの試合で外国籍選手の先発を5人までに制限する「6+5ルール」案を5月末の総会(シドニー)で成立させることに強い意欲を示した。選手の国籍変更についても、より厳格な規定を提案するという。

 「6+5ルール」は欧州連合(EU)から「労働者の域内移動の自由」を定めたEUの法令に抵触するとの警告を受けている。しかし同会長は「契約する外国籍選手の数ではなく先発の人数を制限する提案だ。法令違反ではないと確信している」と述べた。